レスポンシブウェブデザインは、発注者がパソコン用のレイアウトやヴィジュアルデザインを考えれば、発注先はスマートフォン用を考えるの?
回答
発注先は苦しみながら考えるか、何らかの情報を発注者に求めるのどちらかが多いです。
依頼者として希望することを全て発注先に伝えるのが、依頼者としての責務です。
ヒント・助言
ウェブサイトやシステムの構築案件で、パソコン用のレイアウトやヴィジュアルデザインの内容だけ依頼者から発注先に伝えて、スマートフォン用は発注先任せという案件が存在します。
この方法は、依頼者と発注先で揉める原因、あるいは発注先の不満を生むことになります。
発注先からすると、依頼者からの情報がなく、暗中模索して考える必要があります。
また、発注先が苦心して考えた内容が、発注者の求めているものとは違った場合、「一体依頼者は何を求めているのか?」という疑念から、相互が揉めかねません。
スマートフォン向けのコンテンツの見せ方、パソコン向けのコンテンツの見せ方は、全く考えが違います。
依頼者として、どのようなコンテンツを見せたいのか、情報の優先度はどうしたいかなど、希望する情報を伝えないと、発注先が検討材料不足で苦しみます。
依頼者によるどんな小さい情報であっても、発注先での疑問、依頼者と発注先の議論の発展が生まれるものです。
依頼者が小さな情報をも大事にしないのなら、この案件がより良いものになる確率は低くなるのです。
- 2017年3月16日
- カテゴリー: ヴィジュアルデザインレスポンシブウェブデザイン