依頼者として、ウェブサイトやシステムの構築案件の提案依頼書には何を書けばいいの?
回答
依頼者として応募者に提案を求めたい事項を全て、あるいは厳選した内容となります。
ヒント・助言
ウェブサイトやシステムの構築を行う個人や法人から、発注者に対して提案依頼書(RFP: Request For Proposal)の提示を求めることがあります。
あるいは、最初から発注者が提案依頼書を提示することもあります。
提案依頼書が必要とされる背景として、発注者が抱えている問題や課題を明確にして文書化し、応募者に共通の論点としていろいろな提案を受けるためにあります。
また、提案依頼事項を決めておくことで、応募者から提案の漏れを防ぐこともあります。
これから新規ないし刷新を考えるウェブサイトやシステムに対し、発注者として何らかの目的、解決を行いたいことが存在します。
何が課題か、何の提案を求めるのかが明確にならないと、発注者も応募者も困ります。
提案依頼書というと、何か難しそうな印象を持つかもしれませんが、難しく考えることはありません。
提案依頼書に記載する例として、納期、見積金額、応募者側の体制、システム構成、依頼者が現状抱える実業での問題、実業とウェブサイトやシステムとの連動での問題、ウェブサイトやシステムの活用や運用の問題、応募者が案件でどのような対応を行おうとするか、などあります。
見た目のヴィジュアルデザインについては、提案依頼書に入れるのは望ましいことではありません。
要件定義を行わないと、ヴィジュアルデザインが決定できないからです。