案件はガントチャート通りに進むもの？

ガントチャートとは、プロジェクト管理として工程管理に用いられる表の一つです。
視覚的にわかるように、対応内容毎に期間の長さを棒グラフで示します。

発注者側から発注先に対し、ガントチャートの作成と提示を求める場合があります。
特に組織規模が大きな会社が発注者となると、1つも問題が発生せずに最初から最後まで進むと考える人が少なからず存在します。
このような人が案件の利害関係者に含まれると、人間での問題として厄介なことになりかねません。

実際の案件では、余程プロジェクト管理がうまくいくか、問題が極小に抑えられない限り、ガントチャートの通りに行くことはまずありません。
案件で大事なのは、発生する1つ1つの問題を潰して解決することです。
問題解決には、何かと発注者と発注先の両者の協力が必要です。